北南和解協議開始を歓迎する声明

 2015年8月22日午後、朝鮮民主主義人民共和国(=北朝鮮、以下、朝鮮共和国と表記)の朝鮮労働党中央委員会政治局常務委員会委員・国防委員会副委員長の黄炳瑞・朝鮮人民軍総政治局長と朝鮮労働党中央委員会政治局委員である党中央委員会の金養建書記が現在の事態を勘案して板門店での対南緊急接触を行った。朝鮮中央通信2015年8月22日付『北南高位級緊急接触が行われる』では朝鮮半島南側体制を「大韓民国」と異例の表記をしており、朝鮮共和国国内
向けにも「大韓民国」との表現をしている。一方で、2015年8月22日といえば、日本帝國主義体制が朝鮮半島体制を侵略する「日韓併合条約」強行105周年であることも忘れてはならない。目下の情勢に鑑みて、日本帝國主義体制に拉致された日本人を救出するための全国協議会として日本人1億3千万人を代表して以下の声明を発表する。なお、本会声明では朝鮮半島南側体制について原則として「南朝鮮傀儡」と表記してきたが、今回声明に関しては朝鮮共和国の真摯な姿勢も踏まえて「大韓民国」「韓国」と表記する。

 今回の軍事的緊張は、2015年8月4日に朝鮮半島北緯38度線の南側で地雷が爆発したことに端を発したものであり、韓国は朝鮮共和国の犯行であるとみなし、一方で朝鮮共和国は犯行を否定するという対立に発展している。これは韓国哨戒艦天安号沈没事件の際にも同じ構図が起き、結局は特定の勢力による犯行とは断定されなかった。全面対立に発展しての世界を巻き込むレベルの戦争状態になるのをお互い回避すべく穏当な道を歩もうとする姿勢であり、評価に値する。朝鮮共和国としても対話相手に敬意を払うべく「大韓民国」の表現を使っている。
 一方で、8月22日といえば1910年に日本帝國主義体制が朝鮮半島を侵略して「日韓併合条約」を強行締結した日でもある。この日に北南両体制が和解に向けた動きを画策するのは、一方で日本帝國主義体制の蛮行に対して共闘する象徴とみることもできる。折しも、本日には日朝友好京都ネットからも「拉致事件」と称する問題の朝鮮共和国からの報告について公表されようとする動きも出ていた。現段階でこの件についての発表はないが、これらの動きを見るにつけ、朝鮮共和国にとってのターゲットが日本帝國主義体制になる可能性も十分に出てきても不思議ではない。当然のことながら、人民拉致裁判制度(=裁判員制度)をめぐってもよど号で朝鮮共和国に渡航した男性の件があるので無視できない。また、今年10月10日の朝鮮労働党創建70周年に向けて人工衛星打上げが行われる公算が高まっており、打上げ基地から東側に向けた場合でも南側に向けた場合でも日本の領土・領海の上を通過するのは確実なので、この件について日本帝國主義体制が騒動を起こすことは容易に想定できよう。
 今年は第二次世界大戦後70周年ということもあり、日本帝國主義体制が働いた戦争責任について世界各国が共有すべき年でもある。ところが、日本帝國主義体制トップの安倍晋三逆徒は戦後70年談話に際して朝鮮半島への謝罪をほとんどしない態度を働き、一方でそんな談話をアメリカ合衆国帝國主義体制を初めとした西側帝國主義侵略勢力は支持するという体たらくを演じた。この種の西側帝國主義勢力こそが敗戦国である日本帝國主義体制と同等の戦争犯罪国家であるとの国際世論を高めなければならない時期でもある。その意味でも、朝鮮共和国が韓国に対して西側帝國主義犯罪的侵略勢力に加担しないよう呼びかけるのは当然でもある。とりわけ、韓国の現政権が安倍逆徒による朝鮮半島蔑視談話を擁護する態度を取ったとなれば、それを撤回させ逆に糾弾する立場を取るべく朝鮮共和国が呼びかけるのは東アジアの緊張緩和のために絶対条件でもあるのだ。
 日本帝國主義体制に拉致された日本人を救出するための全国協議会として日本人1億3千万人を代表して、現情勢を鑑みた上で朝鮮半島北南体制間の和解協議開始を歓迎するとともに、そんな対立を生み出す真の原因である日本帝國主義体制及びアメリカ帝國主義体制への批判世論喚起を促すべく声明を発表する。今年9月3日には中華人民共和国で大規模な国際イベントが行われるが、このイベントに朝鮮半島北南両体制の和解と対日米帝國同盟国際的批判世論喚起が行われることになれば世界への宣伝効果も大きくなるだろう。朝鮮共和国が全世界に向けて挑発行為を働いているとの扇動が行われたりもしているが、真の挑発者が誰なのかも明らかになるだろう。第二次世界大戦後70年東アジアの総決算は、日本帝國主義体制による侵略行為の総決算なくして存在しえないというものだ。

 2015年8月23日
 日本帝國主義体制に拉致された日本人を救出するための全国協議会 代表 高野 善通(고선통)

広告
カテゴリー: 裁判員制度徹底糾弾, 未分類 パーマリンク

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

%s と連携中