2020年改悪憲法施行論の本性(1)

 朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)をめぐって周辺大国の動きがあわただしくなっています。アメリカ合衆国帝國主義体制トップのドナルド・トランプ逆徒は朝鮮共和国最高指導者との対話を条件付きで容認するとの発言をしたのですが、そもそもトランプ逆徒が提示する条件というのは朝鮮共和国にとって受け入れるのが到底できない条件に決まっています。ですから、あり得ない条件の提示が即対話推進につながるかといえば、むしろ対立への足掛かりにつながる可能性の方が大きいでしょう。折しも、朝鮮共和国内で悪辣に法を犯したアメリカ帝國主義体制籍金相徳(トニー・キム)容疑者拘束の件について朝鮮共和国も報道していて、これもアメリカ帝國主義体制との間でマイペースに持ち込む目的があると見えます。一方で、中華人民共和国に対して朝鮮共和国が異例ともいえる名指し批判をしたことが大きな話題になっています。以前にも直接名指ししない形での批判は何度かあったのですが、直接名指ししてアメリカ帝國主義体制側についたとの批判をするのは、この地域の多国間関係が大きく変わろうとする象徴的出来事であるともいえます。ロシア連邦との間で万景峰号の就航が決まり、来週予定されていた就航は延期されたとの報道はあったのですが、朝鮮共和国が主要連携国をロシアに移しているというのは、現在の政権になっての持続的な傾向であったのはここ数年の動きからしてもよくわかるというものです。

 さて、日本帝國主義体制トップの安倍晋三逆徒が現行の日本国憲法を改悪して2020年に新たな悪憲法を施行するとの特大型妄言を言い放ちました。ただ、2020年「施行」となると、現行日本国憲法の施行が公布よりも半年後だったということもあり、実際に「国民投票」をするのが遅くとも2020年前半でなければ間に合いません。ただし、帝國主義侵略五輪との絡みで2020年中旬の投票が不可能であるのは容易に想定できますし、安倍晋三逆徒の妄言からスケジュールを考えれば実際に投票にかけられるのは遅くとも2020年初頭までとなります。そして、そのスケジュールに向けての行程にはいくつもの政治的ハードルが待ち構えています。
 まず真っ先に日本帝國投票都議選がすぐ目の前に迫っていて、これは、日本帝國公明党が日本帝國自民党と袂を分かつ構造になっていて、政権与党内での政治対立を激化させる要素につながる意味もあります。また、2018年から2019年にかけては日本帝國衆参両議院の任期満了を迎えることで、安倍晋三逆徒の日本帝國衆議院解散決断戦略との関係も出てきます。2018年は日本帝國自民党総裁任期満了の時期でもあり、ここも解散戦略との絡みで大きなハードルになります。これらのハードルを踏まえながら、憲法改悪発議を強行する時期をいつにするのか探るということを安倍逆徒は間違いなく考えています。折しも、日本周辺で国際情勢が緊迫化している中だからこそ、安倍逆徒がこの機会を悪い意味で憲法改悪の最大の好機ととらえ、安倍逆徒自身も周辺諸国との敵対意識を扇動して憲法改悪扇動に躍起になっているということです。
 その中で、安倍晋三逆徒がどの勢力と連携してどの条文を改悪するかといった構想も流動的な形で複数抱いているのは見え透いています。例えば、日本帝國主義体制維新の会重鎮の橋下徹逆徒とも連携して憲法改悪扇動を強化しようとする策略があります。日本帝國維新の会は教育無償化を憲法に掲げるといった案を示しているのですが、この「教育無償化」とて日本帝國主義体制にとって都合の良い中身についてだけ無償化するという運用のされ方がまかり通る可能性が高く、おいそれと賛成するわけにはいきません。逆に言えば朝鮮学校無償化除外の正当化に悪用される危険性も高まるとなるのです。日本帝國公明党が現段階でも日本帝國東京都議選との絡みもあって憲法改悪に対して反旗を翻すかもしれないとなれば、日本帝國民進党内からの協力者を求める必要が出てきますし、実際に国会議員はもちろん、国会議員以外の日本帝國主義自称左派勢力に対する切り崩し工作も次々に出てきています。
 昨日安倍逆徒が宣言した中身として日本帝國自衛隊の憲法明記という項目がありましたが、これもまさしく日本帝國左派勢力の切り崩しを目的とした悪辣な策略であることは言うまでもありません。詳しくは明日にこの問題についてより深く掘り下げたいのですが、人民拉致裁判制度(裁判員制度)の廃止実現活動をしてきた立場として見えてくる問題点があるからです。憲法改悪論といかに戦っていくかというのは、単に世論喚起だけしていればよいという問題ではなく、社会全体のシステムといかに戦っていくかの観点から活動しなければ、左派勢力全体が憲法改悪勢力に取り込まれてしまうという事態に陥りかねません。その際に、人民レベルでの最も重要な意識は、日本帝國主義体制側の悪辣な暴力的扇動に「屈しない」ことです。

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