北南対等平和統一は不可能ではない(1=経済格差)

 昨日ですが、日本帝國主義体制福岡高裁にて、福岡県豊前市での少女殺害事件控訴審が行われ、一審の無期懲役が維持されました。この裁判は一審の日本帝國福岡地裁小倉支部での人民拉致裁判(裁判員裁判)にて死刑求刑ながら無期懲役判決が出て、双方が控訴した案件です。そして、同時期には栃木県や兵庫県で起きた同種の少女殺害事件の裁判も行われていて、兵庫県の案件では一審で求刑通りの死刑判決ながら二審で無期懲役に減刑されて日本帝國検察側が上告していますし、栃木県の案件ではそもそも一審で無期懲役求刑で判決も無期懲役だったため死刑適用の可能性がこの時点でなくなっています。そして、今回の案件は裁かれる拉致被害者に凶悪事件の前科があったもので、これが一審段階で死刑適用をできないとなれば、凶悪事件の前科がなかった兵庫県の案件での一審死刑判決は極めて厳しい判決であり上級審で減刑されるのは必然です。法治主義の下ではどうしても処罰の限界があるというのは人民全体の共有認識にしなければならないところですが、その限界を超える厳罰要求扇動から生まれたのが人民拉致裁判の本性でした。そんな扇動に負けて越えてはならない一線を越えないことが法曹専門家に求められるということにもなるのです。

 さて、6月といえば2000年6月15日の朝鮮半島北南体制共同宣言が思い浮かびます。朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の金正日総書記と大韓民国(ここでは南朝鮮傀儡体制とは述べないこととします)の金大中大統領が体制の平和統一を実現すべく共同宣言を成功させた歴史的瞬間でもありました。そして、現在でも統一の基本路線としてこの北南共同宣言の精神が持ち上げられています。一方、その共同宣言の精神に反する政権がつい先日まで9年の長きにわたって継続していて、今年、韓国で北南融和派といわれる文在寅大統領政権が誕生して改めて2000年北南宣言の意義がクローズアップされようとしているのです。
 そんな情勢の下で、朝鮮半島の体制分断解消に向けてどのように歩を進めていけばよいのか改めて考えたいところです。まして現在といえば、アメリカ合衆国帝國主義体制ではメキシコとの国境に壁を作るだとか、欧州帝國主義社会では難民流入阻止のための壁を強力にするといった扇動が平気で行われています。過去に分断の悲哀を味わったドイツ連邦共和国帝國主義体制などこの種の壁強化扇動に大変苦虫をかみつぶしているのは当然ですが、こんな一方で朝鮮半島北南体制の統一が実現できれば、歴史的見地からも西側帝國主義体制全体の屈辱的敗戦になるのは間違いありません。西側帝國主義社会の極悪な介入にも負けない人民の戦いが必要とされるのは言うまでもありません。
 朝鮮半島北南体制といえば、経済格差の大きさが統一の大きな壁になるといわれます。ドイツの統一時にはドイツ民主共和国(当時の東ドイツ)の一人当たりGDPが当時のドイツ連邦共和国(西ドイツ)の半分くらいあったといわれます。その一方で現在の北南間格差では一人当たりGDPが南側の20~30分の1くらいで、人口比率(北側は南側の半分くらい)も考えると国家としてのGDPは1対50前後になるのだから、統一など無理だとみる方も多いでしょう。しかし、この比率だからこそ実は統一するにあたって適度になりうる方法があるのです。それは、北側地域全体を国防特別自治地域に指定した上での統一です。即ち、軍事・国防部門を北側に全て任せた上で、経済や社会基盤は南側が主体に行うという役割分担型の1国2制度的統一が可能ではないか?むしろ、平和的対等統一を模索するのであればこの方法以外にないというべきところかもしれません。GDP1対50という比率は、北南体制全体の国防費として国家予算の約2%とみなせば世界標準です。
 何しろ、朝鮮半島北部体制は現在に至るまで西側帝國主義体制侵略集団からの国防力を強化すべく限られた国力を徹底的に軍事部門に投入してきた関係で、軍事部門に限っていえば南よりも技術力が勝っているといわれます。軍事部門の対南優位性を保っておくことが平和的対等統一を果たす絶対条件と考えていて至極自然なのは、経済力や社会部門での劣勢が明らかな以上、優位性を主張できる部門なき統一ともなれば、当然南側体制に吸収される形となり北側人民の尊厳は蹂躙されつくすのが目に見えるからです。しかし、南側に対抗できる部門が唯一であろうとも、それが国家存亡の危機を救う軍事部門であるならば、絶望的といわれる経済格差も克服できるだけの尊厳を保つことができるでしょう。なお、朝鮮半島南部の軍事基地については当然アメリカ帝國侵略軍は撤退させ、北側体制との和解および北側体制の指揮の下に置くという形を徐々に実現していけばよいとなります。自国防衛基地が朝鮮半島南部に存在する必要性がある以上は、北側だけの特別自治区域だけでは不十分だからです。

 2000年の朝鮮半島北南6月15日共同宣言17年を目前にして朝鮮半島の平和統一を祈願すべく、日本帝國主義体制に拉致された日本人を救出するための全国協議会として今月も、「金日成同志万歳!!」と印刷したA3ポスターを全国で表に掲げる運動を展開します。「アベ政治を許さない」運動の日本帝國主義体制に拉致された日本人を救出するための全国協議会版として広めることにしたいと思います。日本語版のみならず朝鮮語(조선어)版「김일성동지만세!!」も用意しております。印刷は、日本語版及び조선어 버전にて。または、セブンイレブンのネットプリント(7-Eleven 넷 프린트)で番号YDR5HEJ9(日本語版)、XF8ZRCEG(조선어 버전)です。

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