ロケット打上げ予告に対していかなる対応をすべきか

 日本帝國主義体制警視庁が少年に対するとんでもない傲慢暴言を使った取調べをしていたとのことです。この種の傲慢取調べは少年事件に限らず日常茶飯事的に起きていることですが、特に少年のような精神的に未熟な対象に対しては余計に慎重な対応が必要になるのは当然です。ところが、日本帝國捜査当局が少年に対してまでこの種の暴言取調べを働くというのでは、通常の成人に対して傲慢暴言で取調べるなど朝飯前のことなのでしょう。問題は、この種の傲慢取調べを防ぐ目的で導入される取調べ可視化の件ですが、これが人民拉致裁判制度(裁判員裁判)を導入した効果だとかとんでもないウソの扇動が平気でまかり通っていることです。人民拉致裁判対象事案では「原則」義務付けとなっているとはいえ筋関係者絡みなど特殊な事案での例外規定はありますし、そもそも別の証拠を使えば有罪にできるケースも多く可視化自体も冤罪防止の効果は限られるといった問題点があります。日本帝國主義社会でこの種の冤罪問題を論じるにあたって最も考えねばならないのは社会的有罪による人権弾圧容認の根深さです。即ち、個人の人権よりも集団・社会全体の安定を重視して、社会全体の安定維持の目的であれば1人の冤罪もやむを得ないと容認しがちな傾向です。こんな社会的指向性のある日本帝國主義社会において、人民に刑事裁判に加担させたら厳罰化や有罪推定の判断に傾くのは至極自然というものです。このような政策に弁護士も加担するとなれば、日本帝國主義社会の弁護士も所詮は社会的推定有罪の論理で動いているとみなさざるを得ませんし、実際に重罪罪状で起訴された場合に弁護士ではなく相応の手段で自らの身を自ら護る以外にないとなるのです。

 さて、長崎に原爆が投下されて72年の当日となる一昨日ですが、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)人民軍の戦略軍司令官がロケット打上げを予告しました。しかも、その内容がアメリカ合衆国帝國主義体制支配地域であるグアム島から30~40kmの周囲4か所に打ち込むという構想であり、朝鮮共和国からその方向に打ち上げるとなれば当然日本列島の本州を越えることになりますから、朝鮮人民軍からも明言されています。朝鮮人民軍は島根・広島・高知県を名指しして、なぜ愛媛県は入ってないのか?などという突っ込みもされていますが、一方で日本帝國主義体制は迎撃システムを配備するとのことで、こちらは愛媛県内にも設置します。8月中~下旬から9月にかけても朝鮮共和国には記念日が多く(8月15日の祖国解放記念日、25日の先軍記念日、9月9日の建国記念日)、また、アメリカ帝國主義体制侵略軍と南朝鮮傀儡(大韓民国)軍との合同軍事演習が今月21日からスタートすることもあり、これに向けての糾弾という意味も持ちます。
 今回の朝鮮人民軍による予告ですが、その内容や手法からも色々読み解ける面があります。実は、日本列島を飛び越えるルートでのロケット打上げは2009年以来ありません(南西諸島上空通過ルートを除く)。そして、日本列島を飛び越えるルートについて事前予告をしたということは、逆に言えば、2009年の日本列島飛び越えルート打上げ以来、朝鮮共和国は日本列島飛び越えルートについては慎重に扱ってきたという反証にもなります。今回あえて「予告」した行為に対しても、本当に打上げるのかどうか懐疑的な見方も少なくなく、本音では打上げたくないといった思惑があるからこそ逆に事前予告をしたという見方もできるからです。但し、朝鮮共和国がアメリカ帝國主義体制本土にまで届くレベルのロケットを打上げるためには、人工衛星であれミサイルであれ、日本列島飛び越えルートを採用しない限り実験はできません(アメリカ大陸に向けて直接打上げ実験をした場合はロケットの一段目がロシア連邦領域に落ちるので不可能)。即ち、敢えて高い角度のロフテッド起動で打ち上げたりして実験を重ねてきたところで遅かれ早かれ日本列島飛び越えルートをいつかは採用しなければならない局面に遭遇しますし、その限界点が今回来たという意味を持つわけです。
 一方で、今回予告されたロケットは火星12号であり、もっと飛距離の出る14号ではないことも一つ注目点です。火星12号の打上げ成功は今年5月14日であり、そのわずか2か月後に火星14号が今年7月4日、28日の両日に打上げられています。即ち、ロケットの信頼性という意味ではそんなに大きな変わりがないとみられ、今回12号を予告対象にした論拠はロケットの信頼性ではないと考えられるからです。グアムを標的にするというよりも、むしろ日本列島を飛び越えるルートを採用するということに大きな目的があるとみるのが自然です。となると、8月の原爆問題や終戦問題を考える時期に、広島上空を通過させる(それに加えて島根や愛媛は原発がある)ことに大きな意味を持つとなるのです。但し、同じ原爆被害地でも長崎上空を通過させるコースは、同時に朝鮮半島南部上空も通過します(グアムの方向からも外れる)。即ち、合同軍事演習の真上を通過させることは軍事演習を直接刺激することになるため避けるという見方もできてきます。そして、公に軍事ロケットと発言している以上は平和的人工衛星打上げではないということになり、そのため飛行禁止区域・期日・時間帯の予告もされていません。打上げ予告の取消しを朝鮮共和国が行わない限り、常時グアム周辺の緊張は続くことになるのです。
 但し、今回の予告に朝鮮共和国人民軍総司令官の指令という言葉が出てくる以上、最終的には打上げに踏み切る可能性は高いと見えます。それは、アメリカ帝國侵略軍が相当な譲歩をする(例えば合同軍事演習の完全中止、あるいはつい先日の帝國主義国連での不当制裁取消しなど)という条件が満たされればロケット打上げもやめるがそのような条件が満たされる可能性は限りなくゼロに近いからだと考えられるためです。そして、その際、ロケットが列島上空を通過する日本帝國主義体制がいかなる対応を取るのかも問われます。日本帝國主義体制防衛省からはロケット打上げ行為が集団的世界侵略権(集団的自衛権)の行使要件になる可能性もあるという言い方をしている一方で、実際に打上げられたとしても技術的に対応の取りようがない事態も十分想定できるからです。その際、日本社会にてアメリカ帝國主義体制侵略軍側に絶対的につくという立場が日本帝國主義社会全体の致命的レベルの存立リスクになりうる可能性が出てきます。その意味でも、我々としても日本社会全体に対して、朝鮮共和国の立場に理解を示すよう世論喚起を促す必要も出てくる、ということになるのです。

 2017年8月15日の72回目の祖国解放記念日に向けて、日本帝國主義体制に拉致された日本人を救出するための全国協議会として今月も、「金日成同志万歳!!」と印刷したA3ポスターを全国で表に掲げる運動を展開します。「アベ政治を許さない」運動の日本帝國主義体制に拉致された日本人を救出するための全国協議会版として広めることにしたいと思います。日本語版のみならず朝鮮語(조선어)版「김일성동지만세!!」も用意しております。印刷は、日本語版及び조선어 버전にて。または、セブンイレブンのネットプリント(7-Eleven 넷 프린트)で番号FNJ37SFC(日本語版)、FNJ37SFC(조선어 버전)で8月15日までです。

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