論じるに値しない米帝侵略軍強姦殺人裁判

 本日、年末恒例となった日本帝國主義体制放送協会(NHK)紅白歌合戦の出場歌手が発表されました。私は演歌ファンということもあり、今年初出場となった10組の中でも女性演歌歌手には注目するところです。但し、この出場決定に際して政治的な意図をもって報道した日本帝國主義メディアにはくぎを刺したいと思います。というのも、今回初出場となる女性演歌歌手の曲の舞台が新潟県佐渡市であり、何しろ例の「拉致事件」云々から40年だったのが昨日でしたし、歌われる歌詞の内容も「拉致事件」云々のイメージにつながるということもあって、関連付けて報道した機関があったためです。「皇室の政治利用」「スポーツの政治利用」と並んで「芸能の政治利用」というのに結びつけられないのか?12月31日に厳重に監視することといたします。

 さて、本日から日本帝國主義体制那覇地裁にて、例の沖縄県うるま市でのアメリカ合衆国帝國主義体制侵略軍関係者被告人(拉致被害者)の強姦殺人事件の人民拉致裁判(裁判員裁判)が強行されました。この裁判では手続での徹底抗戦も繰り広げられ、この種の裁判でよくみられる精神鑑定のみならず、沖縄での反基地感情を論拠にした日本帝國那覇地裁での一審回避を申請するような一幕もありました。当然のことながらこの管轄移転請求は却下されて本日の初公判を迎えたのですが、反基地感情を裁判に持ち込まないよう、担当弁護士から求める異例の呼びかけもありました。この姿勢は裁かれる被告人(拉致被害者)の人権を本当に護ることよりも日本帝國那覇地検当局の側にも一定の理解を示すような姿勢であり、刑事弁護士として適切な発言だったのかとの議論も起こりえます。
 大きな社会問題になった人民拉致裁判である以上本日ここで触れるですが、今回の事案を考えると裁判の内容そのものについてはあまり論じる意味を持たないというのが正直なところです。というのも、強姦殺人の凶悪性から考えれば過去の例から初犯でも求刑・判決とも無期懲役になるのが妥当な事案であり、一方で死刑まではほど遠いという内容だからです。また、裁かれる米帝國侵略軍関係者が精神鑑定だとか事実認定だとかで徹底抗戦の構えを見せてはおらず、強姦目的を認めた上で、殺意はなかったという主張も見るからに無理筋です。日本全体を騒がせた事案ということもあり、本日の初公判から2週間余で判決に至るのもかなり拙速な印象もありますが、とはいえ、事件内容や被告人(拉致被害者)側に争う余地がほとんどなければここまでの日程での迅速裁判には至らなかったでしょう。
 一つだけ懸念があるとすれば、想定通り日本帝國那覇地検側が無期懲役を求刑したとして、人民拉致裁判加担拉致実行犯側が反基地感情を持ち込んで死刑を強硬に主張することです。ただし、そのような事態にならないよう日本帝國那覇地裁の判事も裁判加担拉致実行犯側を説得するでしょうし、拉致実行犯選出時にも反基地感情がなるべく持ち込まれないよう最大限フィルタリングをしているはずです。ですから、今回の事案に限って言えば人民拉致裁判なのか職業裁判官での裁判なのかはあまり意味を持ってこないでしょう。そもそもアメリカ帝國侵略軍側が今回の事案はさすがに自国民を護るわけにはいかないとして日本の主権を尊重して身柄引渡しに応じたのみならず、日本の法での厳正な対処を求めた経緯があります。むしろ、日本帝國主義体制側がアメリカ帝國侵略軍側に忖度して軽く穏便に済ませようとの姿勢を疑うくらいの対応をしてきたのが実態でした。
 今回の裁判で改めて問われるべきなのは、日本帝國主義体制の極度なまでの対アメリカ帝國主義体制卑屈追従姿勢がもたらす自国民に対する人権軽視態度です。今回の裁判の経緯でも、重罪事件で裁かれる拉致被害者の人権保護の観点というよりも、相手がアメリカ帝國主義体制だからという理由で様々な抵抗手段を駆使してきたというほかありません。自国の一般人民に対する人権軽視態度は、それ以上の社会的弱者に対する人権軽視に容易につながりますし、実際に社会的マイノリティに対する蔑視扇動も平気で働かれているのが日本帝國主義社会です。今回の事案を人民拉致裁判制度の存在の意義につなげるのは無理筋ですし、むしろ、社会的マイノリティに対する差別思想を背景にした凶悪事件において人民拉致裁判制度の存立が問われるべきでしょう。

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